スターウォーズの動画をアップしました!
この曲と映画はお父さんが好きだったんです。
明るくてワクワクする曲で
ディズニーのアトラクションとかでも
この曲が聞こえるとテンション上がりますよね。
でも今日はちょっと暗いお話…
今、正直私はこういった映画音楽を聴くたびに
お父さんへの罪悪感を思い出して少し苦しい気持ちになるんです。
お父さんに最期に会ったのは
病院の個室でした。
少し前に元気に国立の公園を一緒に車椅子で散歩したのに
たった数日でお父さんは驚くくらい痩せて顔色が悪く
小さくなっていました。
この時、もう既に医者にも余命があと数日だと宣言されていたと思います。
カーテンを開けてお父さんの顔を見た瞬間に
涙が抑えられなくなって私は泣いてしまいました。
何もない病室のベッドの上で
夜だってきっと色んな機械音でよく寝れなかっただろうし
長い長い1日の孤独の中で
迫り来る死が怖くて仕方がなかったはずなのに
お父さんは私には最期まで一切の弱音は吐かず、落ち着いていました。
お父さんとは物心着く頃から離れて暮らしていて
特に私は家族の中でも一番お父さんと過ごした期間が短いので
正直病室でお父さんとどんな話をすればいいのか分からず、
私はほとんど泣いていたのですが
面会の最後に、私が
「やる事もないこの部屋で何か時間を潰せるものとか、
欲しいものはある?」
と聞いた時、お父さんが
「そうだな…音楽が聴きたいな…」
とポツリと言ったんです。
私は「分かった!CD作ってまたすぐ来るね!」
と約束して、お父さんも「うん、またな…」と何度も言っていました。
この数日後にコロナの影響により
病院の方針で一切の面会が出来なくなりました。
(お父さんはこの時期、携帯は解約してしまっていて連絡を取れませんでした。)
後日私の作ったお父さんの大好きな映画音楽の入ったCDは
看護師を通してお父さんの病室に届けられたそうですが
その時にはほとんど意識がなくなってしまい、
結局聴けなかったのではないかと思います。
タラレバだけれど、今から考えれば、
仕事の合間でも、帰ってきた少しの時間でも
もっと早く時間を作ってプレイリストを病院に届けようと思えば
届けられたはずでした。
まだ時間はある、と届けるのを先送りにしてしまい
毎日お父さんは長い時間をベッドで過ごしながら
今日来るか、今日来るか、と何日も待ってたんじゃないだろうか。
そう思うと、こんなにワクワクする映画音楽なのに
とても苦しくて悔しい気持ちになります。
お父さんからたまーに来ていた昔のメールを今になって見返しても
「世話をかけて申し訳ない」
ばかり送って来るような人でした。
弱音も最期まで吐かずに頼み事も一切してこなかったお父さんの
最期のお願いだったのに、叶える事が出来なかった。
それがあれから何日経ってもずっと消えない罪悪感です。
お父さん、これから退職して年金もらって楽ができる時だったのにね。
悔しいなぁ。
せめて天国で楽しくお酒を飲みながら
私のYouTube見ていてくれたら嬉しいです
今日はそんな思い出話でした
0コメント