子供の着眼点



ピアノを習い始めると、弾くだけではなくリズムを叩いて学んだり
音符の種類について勉強したりします。

音符には結構な種類があるので
幼稚園の子には分かりやすく音符カードを使って教えるのですが
昔、幼稚園の子に音符カードを使って音符を教えていた時。

私達は音符達を白い音符か黒い音符かと、音符についた棒の有無と形でしか区別していません。
白か黒かで音符の持つ意味が変わるからです。

でも初めてこの音符の左から1個目と2個目を教えた時
棒がついた音符かついていない音符かを説明するつもりで

「両方白い音符でしょ?」

と言ったらその子が

「え!逆だね!!!!」

と言ってきたんです。


逆??逆ってどういうこと???
と思ったのですがその子が喋っている言葉を解読してびっくり。

確かに黒い線で丸を書いたその中側の白い楕円の向きが逆になっている!
この赤い部分。
この向きには何の意味もないので今まで気にした事もありませんでした

音大の友達にもそのことを話すと
「ほんとだ!!!!」
と驚いていたのでみんな気づいていなかったようです。

多分全国の音大生に

って問題出しても過半数は間違えるし
使っている楽譜の全音符を全部逆の方に変えても
何の違和感もなく譜読みすると思います笑笑


子供の純粋な観察眼には大人はいつも驚かされますね✨

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